ダーレン・アロノフスキー『マザー!』(2017)

乳首あり

濡れ場あり

 

 

お待たせしました乳首あり。ジェニファー・ローレンスのすばらしい乳首を楽しめる作品。驚かないでほしい。なんと劇中、ジェニファー・ローレンスはずっとノーブラ。これは前回話した乳首チャンスなんて生やさしいものじゃない。パチンコでいうとずっと確変、野球でいうとずっと満塁ということである。これを観て以降俺はジェニファー・ローレンスのことをジェニファー・エローレンスと呼んでいる。エローレンスありがとう。

 

 

主軸のストーリーとしては、田舎の一軒家に作家のハビエル・バルデムとその若奥様エローレンスが住んでいて、そこへ次々と訪問者があらわれ、2人や家をメチャクチャにしていくというサイコホラーであるが、これはハビエル・バルデム(めんどくさいので以下ハビエル)を神、エローレンス(めんどくさいので以下エロ)とその家を地球として、旧約聖書新約聖書になぞらえた内容の映画である。ハビエルが招き入れたその老夫婦の訪問者がアダムとイブのメタファーであり、その息子たちや次々にくる訪問者がエロと家をめちゃくちゃにしていく様は、人間たちが地球の環境を破壊していることを示唆している。物語中盤にハビエルとエロがセックスをして生まれる子ども、これはキリストのメタファーだ。

 

 

そしてこの乳首にはストーリー上意味がある。タイトルの「マザー!」の通り、この映画でエローレンスはキリストを生み、母性の象徴として描かれるわけなので、それを強調するために乳首をノーブラで見せ続けている。母性の象徴として描かれるという免罪符を手にエローレンスの乳首が見えるとは、いい時代に生まれてこれた。

 

 

エローレンスの乳首が初めて見えるのは2:38あたり。ノーブラで白いワンピースを着ているのでその乳首がくっきりと浮かび上がっているのである。what a エローレンス。ちなみに監督のダーレン・アロノフスキーはエローレンスと交際していた。なんともけしからん乳首映画である。

 

 

 

 

 

マザー! (字幕版)

マザー! (字幕版)